失神で倒れる
ある日の早朝、僕は自宅で失神(気絶?)を起こして倒れてしまいました。
なんとなく、その前日は仕事で疲れが溜まっており、いつもより起床時間が遅かったんです。
「早く朝の準備をしなければ」
そう思っていたのですが、なんだか疲労感が抜けなくて、リビングのソファでボーっとしていました。
それから10分後、顔を洗おうと席を立ち、歩き始めたところ・・・
ふと気が付いたときには、リビングの床に倒れていました。
僕の彼女が「何かあったの?」と駆け寄ってきたので、気付いたんです。
僕の体は、リビングの窓に不自然にもたれかかるように倒れています。
そして、額には小さな傷がありました。
辺りを見回すと、コンポの位置が大きくズレています。
「ん?なぜ自分は倒れているんだ?」
そう考えてしまうほど、記憶が飛んでいるんです。
彼女は、しきりに心配をしてくれます。
でも、僕自身は前日の疲れが原因だと考えていましたから、通常通りに仕事へ向かいました。
後から聞いたのですが、彼女は、あまりにも心配で涙を流したそうです。
僕が居ないところで・・・。
(C) 2017 ホルター心電図(24時間心電図)体験記